このトピックスで学べること
- データベースを扱うためのソフトウェア MySQL をHomebrew 経由でインストール
- またMySQLをGUIで操作できる「Sequel Pro」もインストール
MySQLのインストール
ターミナルを開いて以下のコマンドを入力
brew install mysql@5.7
MySQLを使いやすいようパスを通す
ターミナルで以下を入力
echo 'export PATH="/usr/local/opt/mysql@5.7/bin:$PATH"' >> ~/.zshrc
以下のコマンドを入力してパスを読み込む
source ~/.zshrc
MySQLの起動
mysql.server start
Sequel Proのインストール
- https://www.sequelpro.com/ に行き、「DOWNLOAD」をクリック
- ダウンロードしたdmgファイルをダブルクリック
- 「Sequel Pro.app」をアプリケーションフォルダに移動
Sequel Proのセットアップ
MySQLを起動した状態で
- Sequel Proアイコンをダブルクリック
- 「開いてもよろしいですか」のダイアログが出たら「開く」
接続情報入力画面にて
名前:local
ホスト:localhost
※ダイアログが出たら「127.0.0.1を使用する」をクリック
ユーザー名:root
パスワード:(空)
- 「お気に入りに追加」をクリック
- 「接続」をクリック
データベースを扱うためのソフトウェア MySQL をHomebrew 経由でインストールします。画面を共有します。
はい、Homebrew で MySQL をインストールするんですけども、いろんなバージョンがありまして今回は MySQL の @5.7、5.7系というものを利用します。MySQL、さらに新しいバージョンで8系などがあるんですけども、少し古い WordPress のサイトとかを利用する際にそれでは動かないケースもありまして、現状は我々は5.7を利用しています。
これから先には新しいバージョンに変わるかもしれませんが、現時点ではということでご理解ください。はい、では行きましょう。
注) Homebrew Formulae:https://formulae.brew.sh/
コンソール(iTerm2)を開けたら brew install mysql@5.7
ですね。これでEnterします。これでまた Homebrew 経由でこのパソコン内に「MySQL というリレーショナルデータベースを扱うためのシステムが入り込む」という内容になりますね。インストールしているうちに、この MySQL なんですけども、もちろんこのコンソール上から触ることもできるんですが、それではなかなか操作が難しかったり、確認がなかなか難しい・すぐにはできにくいので、この「Sequel Pro(https://www.sequelpro.com/)」というですね GUI ツール、要はマウス操作だけで MySQL の中身が確認できたりするためのソフトウェアですね、こちらも合わせてインストールします。ダウンロードをクリックしてそのソフトウェアをダウンロードします。
これね、もちろんバラバラにやっていただいていいです。映像の編集上、一緒にやってますけども、こちらはバラバラにやっていただくで結構です。
はい、今、こちらのコンソールの方では、このパソコンの中に MySQL のシステム自体がインストールされているという内容になりますね。
あくまでもこの Homebrew 経由で MySQL に入れた後にそれを起動させた後で、その中身を見るためにこちら側の GUI ですねグラフィック、グラフィカル・ユーザ・インタフェース(Graphical User Interface)の「Sequel Pro」を使うという内容になります。
はい、(Homebrew 経由で MySQL の)インストールが終わったようです。で、どうやってやるかっていうと、ここですね。 「mysql.server start」っていう風に書いてあります。「mysql.server(space)start」ってやって Enter すると「コマンドがないよ」って怒られました。あ、ないんですね、なるほど。そしたらここですね。こちらの「/usr/local/なんやかんやなんやかんやなんやかんや…」っていうのをやると動くんですけども、これだと長いので MySQL を普通に使いたいですね。えーと、どうしましょうかね。そしたらこの「If you need to have mysql@5.7 first in your PATH run:」っていう風に書いてありますので、これをやりましょうか。
これは何が行われるかって言うと export PATH
、 MySQL のパスを .zshrc 上に送りますよっていうことになってまして、えーと、 .zshrc の中にこの内容を書き込むということになります。なので、これをコピーして貼り付けて Enter ということですね。今、どうなったかを一応確認しときましょうか。
今、どうなったかというと、このホームディレクトリですね、にある .zshrc この中身を見てみると、はい、このようにですね、この下ですね、ここに於いてまたエクスポートが増えているのがわかりますね。「mysql用」という風にしておきましょう。「#」が頭にあるとコメントになります。で、こちら側に MySQL 5.7へのパスが設定されたということになります、はい。
ですので、今は、この「mysql.server start」ってやると、そこにはコマンドがないよっていう風に怒られた訳ですけども、一旦読み込んで、sourceですね「source .zshrc」って読み込んであげると 「mysql.server start」ってやると、これでMySQLが動き出すということになります。今、分かりますかね?ここもなかなか、このコンソールの操作の中でとても肝になる部分なんですけども、本来はこの「/usr/local/opt/mysql@5.7」の中にある MySQL っていうもののアプリケーションを動かして何かしますよ、なんですけども、都度都度これを書いてるのはすごく大変だし面倒くさいので、この部分を省略できるように事前に .zshrc の中に書いておくという内容になります。このことを「パスを通す」という風に言ったりもしますね。
そして、このパスを通す数っていうのは、たくさんのアプリケーションをインストールしていけばしていくほど、だんだんだんだん増えていく内容ということになりますので、ま、見通しを分かりやすくするためには、このようにコメントを書いておかれると少し良いかなという風に思います、はい。
で、同じように「mysql.server stop」ってやると、今度は MySQL が止まります、ということですね。「mysql.server start」で動き出すということになります。で、この MySQL が動いてる状態で「Sequel Pro」を開けるという内容になります。
具体的には先ほどダウンロードしましたファイルをダブルクリックするなりして、マウントし、その中から出てくるこのパンケーキみたいなやつですね、こちらをアプリケーションのフォルダ内にインポートします。インポートと言うかドラッグ&ドロップですね。これをギューっとやってアプリケーションの中にポイっと入れると。そしたらここに入りました。で、これを右クリックから開きます。ま、ダブルクリックでも結構です。そして一応訊かれますので「開く」と、いう風にして開きますね。はい。
そうしますと、このような画面が開きます。まずは、データベースっていうのはログインをしないと使えないものということになります。なので名前を適当に決めますね。「local」としときましょう。そしてホストも「localhost」でOKです。「localhost」…そうすると自動的に「127.0.0.1」に変えるというふうに出てきますので、こちら。この「127.0.0.1」というのが今の自分のパソコンの中身だよ、というふうに理解してください。そしてユーザー名は「root」。パスワードは初期の設定では空になります。なので、これをお気に入りに追加を一旦しておいて、これでお気に入りに追加されました、これで接続をクリックします。接続すると、このように、今、何事もなかったかのように繋がりましたけども、この中身にデフォルトで入ってる、ひとまずの「information_schema」であるとか、 「sql」であるとか「performance_schema」っていうものが見えるということになります。今は、言ってみたら空の状態ですね、あくまでも空の状態。ただ、この「Sequel Pro」を使ってこの MySQL につながった状態であるということを理解しといていただければと思います。
ちょっともう一回やってみましょうか。アプリケーションを起動したら、もうすでにここの中身に、お気に入りに「local」が入ってる状態ですね。名前は、名前はなんでも結構なんですけども、「local」としました。そしてホストが「127.0.01」。そしてユーザー名が「root」。これがデフォルトですので、この状態にしていただければ結構です、ということになります。
当然なんですけども、この MySQL サーバーをコンソール側から止めて、シャットダウンした状態でこちら(Sequel Pro)側から接続しようと思うと「接続ができません」という風になります。これは MySQL が動いてないからですね。そしてもう一度スタートを押して、スタートしてから接続するとちゃんとこのように繋がります、ということになります。
実際に CMS などデータベースを利用して作業を行うものについては、こちらのデータベースに新たにデータベースを作成し、その中でデータを保存していきながらアプリケーションが動いていくという内容になります。
ひとまず今、ここではですね、このMySQLをインストールするということと、それを「Sequel Pro」をインストールして、そこから接続が確認できる、というとこまで進めていただければと思います。