リポジトリとは
- Gitによってバージョン管理されるフォルダの設定
リポジトリの作成
- SourceTreeにドラッグ・アンド・ドロップする
- .gitファイルが含まれる
リポジトリの機能
- Gitによって監視される
- リポジトリの中の変更は Un committed changes として検知される
リポジトリを作成します。
リポジトリは「git で管理されたフォルダ」のことです。ではやってみましょう。画面を共有します。
リポジトリなんですけど、こちらですね「git によってバージョン管理されるフォルダ」のことですよと、そしてSourceTreeを使った場合には、ドラッグ&ドロップするだけでリポジトリに設定することが可能です。
そして、その中には「.git」というフォルダが入っていて、このフォルダの中に変化が起こると、そのことを自動的に検知してくれますよ、という内容になります。ではやってみましょう。
まずはSourceTreeを起動します。SourceTreeを起動すると、このようにブックマークウィンドウが開きます。こちらにフォルダをドラッグ&ドロップすることで、実際にリポジトリに設定が可能です。
リポジトリの新規作成
デスクトップに試しにフォルダを作ってみます。新規フォルダは「test」としましょう。はい、今こちらですね「test」のフォルダが出来上がりました。出来上がりましたらこのフォルダをドラッグ&ドロップして、こちらのブックマークウィンドウにドロップします、はい。
そうするとこのように、今、このデスクトップの「test」というフォルダをgitのタイプでリポジトリとして作成しますか?というふうに出てきますね。わかりやすい。なので作成します。
はい、出来上がりました。このフォルダの中身を見てみますと、このように「.git」というフォルダが新たに作られているのがわかります。これが「リポジトリとして機能するためのファイル群」ということになります。
この中身についてはひとまず、現時点では特に深く考える必要はありませんし、内容を覚えておく必要もありません。最終的にですね、より詳しくなると、この config ファイルの中身を設定したりすることもあるんですが、ひとまずはこちらは無視していただいて結構です。あくまでも「.git」が入っているんだな、ということだけご理解ください。
もし「.git」フォルダーが表示されてない場合は、不可視ファイルが表示になってる場合があります。「command + shift + .(ドット)」で、このように表示非表示ができますので、こちらで表示なさってみて下さい。詳しくは「ファインダーの設定」というところでご紹介していますので、併せてご覧いただければと思います。
変更の検知
で、こちらのSourceTreeで新たに「test」というものが出てきておりますのでダブルクリックしてみましょう。このようにですね、何かしら画面が開きました。今現状は何もやってない状態なのでどこを押してもあまり何も出てこないと言うか、なんかただただ真っ白な状態になっています。
ではここに一つファイルを追加してみることにします。「test」のフォルダーをVisual Studio Code で開けて新しいファイルを作ります。で、なんかそうですね…「testです。」とかにしましょうか。字を大きくしました、とりあえずね。これを保存します。保存して「testです。」というところに「test.txt 」。これですね、テキストファイルとして保存します。保存と、こうですね。
今、現状はフォルダーの中に「test. txt」を追加しました。これでリポジトリ内、このフォルダ内に新たな変化が起こった状態ということになります。そしてgitは変化が起こったらそれを常に検知してくれるという風にお伝えしました。これをSourceTreeで見てみましょう。
SourceTreeの方に行きますと何やら今ここですね「test. txt」というのが検知されているのがわかります。「履歴」というところを押すと「Uncommitted changes」ということで、要はこれは「何もコミットされてないけどもこのフォルダ、リポジトリ内に変化が起こったよ」ということを自動的にgitが検知して、そのことをSourceTreeが表示してくれているという内容になります。
で、この中身を見てみると、今はこれですね。ファイルステータスとして「test. txt」が表示されているという内容になっているわけですね。今、私はちょっと変更をしてしまっているんですけども、デフォルトの状態だとこのように、ただここですね、一列になって「test. txt」だけが表示されている状態かと思います。
これだと少し分かりにくいので、ここでこの、ここですね。この小さなアイコン、1列になってる小さなアイコンをクリックして、その中身よりこれですね、「ステージングを分割して表示」これをクリックしてください。クリックすると二つに分かれるのが分かると思いますまずはここまでしといていただければと思います。要はですね、この「リポジトリの中に変化があったら自動的に検知されたな」ということさえご理解いただければと思います。
ちょっと試しに外してみましょう。「test. txt」を一つ上の階層、リポジトリではないところに入れなおしました。そうすると今、またなくなりましたね。「何も変化がありませんよ」ということで表示がなくなりました。もう一度この「test. txt」を「test」フォルダーに戻すとですね、はい、戻しました。戻すと、今、また変化があったので自動的に検知されてこのように表示されるという形になります。すごいでしょ。
まずは、リポジトリはこういうものだ、変更があったら検知するもんだな、ということについてご理解いただくと共に、ご自身のパソコンでも作業なさってみてください。